
ひねくれ徘徊録⑧
昨夜。
会場に上がると知らない大人が沢山(そりゃそう)
みんなイタリア語で私と話すときだけ英語にしてくれるけど
緊張でたじたじ
とりあえずワインをいただいて景色眺めてる
アンドレアに飲まないの?と言ったら、
「ぼくは、うん・・ごにょごにょ」
顔がナーバス
てっきり、映画撮影はじまるぜフゥ~!みたいな前打ち上げかしらと思ってたら
下の階で何か始まりそうだ。
スクリーンが用意され、椅子が用意され、なにやらきちんとした雰囲気
なんもわからず座らされる
イタリア語でジェンマPが仕切りだす。きれいに着飾っている
これは、多分、映画にお金を出してくれている人たちへのプレゼンテーションだな。と察する
会社概要、予定予算、スポンサー陣への感謝の言葉・・
アンドレアのプロフィール画面が映し出される。
“direttore!”(=監督)と呼ばれるアンドレア。前に出ていって何やら話している。
そのあと私にもわかるように英語を使ってくれた。ありがとう
私のプロフィール画面が映し出される。
“attrice!”(=女優)
この流れは、わたしの前に立たなきゃいけない?のか?
皆が振り向いてこっちを見ている
アンドレアが「ごめんやで」みたいな苦い笑顔でこっちをみてておもしろい
もうワイン3杯のんだよ、しらないよ
よく覚えていないけれど拍手に乗せられてとにかく私はしゃべった
「イタリア語まったくわからんからここでの話全然理解していないけど
パッションだけは理解できました。」
(みんな爆笑)
海外での撮影は私の夢の一つで、それを叶えることができるのがパレルモで嬉しいこと
初めてのイタリア滞在であること
日本人の役を日本人の俳優ができるということ
アジアという括りで別の国籍の俳優を配置する映画もある中で、
アンドレアがちゃんと日本から自分を呼び寄せてくれたことの意味
めっちゃがんばる!さいこー!
みたいなことをバイブスで話した。ほんとに伝わったかしらんけど、
皆さんの目があたたかかったことは覚えている
そのあと何人かの方と握手をし、話をし、いつのまにか回はお開きに。
ふう~と緊張の糸がほぐれるところにアンドレアが。
今日来ている撮影クルーでごはんを食べようとのこと。
もちろん!といって加わる。
野外のテーブル席での食事!開放的で気持ちが良い。
胃がつかれたらお酒は飲まなかった
制作会社 Just Mariaチーム。
左から、プロデューサーのアレッサンドロ、カルロ
わたしを挟んで、プロダクションヘッドのジェンマ、ほっとしているアンドレア監督
皆砕けていて、居心地がいい。すきなひとたち
げんきにしてるかな